Codex CLIは、設定ファイル config.toml で自分好みにカスタマイズできます。デフォルトのモデル、承認の挙動、各種オプションを一度設定しておけば、毎回指定する手間が省けて快適です。
この記事では、設定ファイルの場所・書き方・よく使う設定を解説します。
⚠️ 本記事は OpenAI 公式とは無関係の解説記事です。設定項目は更新されることがあるため、最新は公式ドキュメントで確認してください。
設定ファイルの場所
Codex CLIの設定ファイルは、ホームディレクトリの .codex フォルダにあります。
| OS | パス |
|---|---|
| Mac / Linux | ~/.codex/config.toml |
| Windows | %USERPROFILE%\.codex\config.toml |
ファイルがなければ、自分で作成すればOKです。
TOMLって何?
config.toml は TOML形式 という、人間が読み書きしやすい設定ファイルの形式です。
# これはコメント
キー = "値"
数値 = 100
真偽 = true
イコールで「設定項目 = 値」を書くだけ。難しくありません。
よく使う設定
デフォルトモデルを指定
毎回 --model を打たなくて済むように、よく使うモデルを設定。
model = "gpt-5.1-codex"
モデルの選び方は モデル選び完全ガイド を参照。
推論レベル(effort)の設定
model_reasoning_effort = "medium"
medium(バランス)/ high(高品質)/ xhigh(最高品質)。普段は medium で十分です。
承認の挙動
安全な編集を自動承認するかどうか。
# 例:すべて手動承認(安全重視)
approval_policy = "manual"
本番リポジトリでは手動承認が安全です(初心者が陥りやすい失敗参照)。
カスタム指示
すべてのプロジェクトに共通の指示を設定することも可能です。ただし、プロジェクト固有のルールは AGENTS.md で管理するのが基本です。
config.toml と AGENTS.md の違い
混同しやすいので整理します。
| ファイル | 役割 | スコープ |
|---|---|---|
config.toml |
Codex CLIの動作設定 | 全プロジェクト共通 |
| `AGENTS.md` | プロジェクトのルール・前提 | プロジェクトごと |
- config.toml:モデル、承認、CLIの挙動など「ツールの設定」
- AGENTS.md:「このプロジェクトではこう書いて」という「内容の指示」
両方を使い分けると、Codexが格段に使いやすくなります。
設定の確認・編集方法
編集する
お好みのエディタで開きます。
# 例:VS Codeで開く
code ~/.codex/config.toml
# 例:nanoで開く
nano ~/.codex/config.toml
設定が反映されているか確認
設定後、codex を起動して挙動を確認します。うまく反映されない場合は、ファイルのパスとTOMLの書式(タイプミス)を確認。
おすすめの初期設定例
初心者がまず設定しておくと便利な例:
# デフォルトモデル(バランス型)
model = "gpt-5.1-codex"
# 推論レベル(普段使い)
model_reasoning_effort = "medium"
# 承認は手動(安全重視)
approval_policy = "manual"
慣れてきたら、用途に応じて調整しましょう。
トラブル時の対処
設定が反映されない
- ファイルのパスが正しいか(
~/.codex/config.toml) - TOMLの書式ミス(クォート忘れなど)がないか
- Codexを再起動したか
設定をリセットしたい
# 設定ファイルを削除(初期状態に戻る)
rm ~/.codex/config.toml
その他のトラブルは トラブルシューティング総合ガイド を参照。
よくある質問(FAQ)
Q. 設定ファイルは必須ですか?
A. 必須ではありません。なくてもデフォルト設定で動きます。よく使う設定を固定したいときに作成すればOK。
Q. VS Code拡張にも設定はありますか?
A. はい。VS Codeの settings.json で拡張の挙動を設定できます(VS Code拡張の使い方参照)。
Q. config.tomlとAGENTS.md、どっちを使うべき?
A. 両方です。ツールの設定はconfig.toml、プロジェクトのルールはAGENTS.md、と役割が違います。
Q. 設定を間違えて動かなくなりました
A. rm ~/.codex/config.toml で削除すれば初期状態に戻ります。
Q. チームで設定を共有できますか?
A. config.tomlは個人のCLI設定なので共有には不向き。チーム共通のルールはAGENTS.mdをgit管理して共有します。
まとめ
config.toml は、Codex CLIを 自分好みにカスタマイズする設定ファイル です。デフォルトモデル・推論レベル・承認の挙動を設定しておけば、毎回の指定が不要になり快適に。
ツールの設定は config.toml、プロジェクトのルールは AGENTS.md と使い分けるのがコツ。設定で迷ったら、まずはデフォルトモデルだけ決めるところから始めましょう。